娘が学校で嫌なことを言われた…

嫁から聞いた話で、本人からは聞いていません。やはり元気がありません。先生にも相談したようですが「相手にしない」「ほうっておきなさい」と言われたようです。私も気持ちの受け止め方を教えようと思ったのですが、嫁は「その時の気持ちを感じてあげるほうがいいのかなと思って、例えば、嫌だったね…とか」と言われ、ハッとした。そうなのだ。大人になると当人の気持ちを汲んでいるつもりで「あ~しなさい、こうしなさい」と方法論をおしつけるのです。まずは当人の気持ちに共感してあげて、仲間になり、自分で気持ちの整理をつけることを学んでいくようにしないと、大人になってから自分で解決できなくなってしまうのではと思いました。しかしまあ、嫁の肝はしっかりしてるなと感謝するほど自慢の嫁です。さらに嫁の母親はすごい人なんだなと感心しました。いずれにしても、今この時期にそういう目にあって良かったのではないかとも思います。そして、よく言ってくれたと思います。その意味でも、もっと娘が言いやすい環境をつくってあげることが、仲間になってあげることが大事なのだと思います。私が子供の頃は、親に対抗するために兄弟だったり、友達だったりと話をすることが多かったのですが、現代の子供たちは塾や習いごとで、あまり子供達同士で遊ぶことも少ないようです。時代の移り変わりに我々大人もしっかりついていかないと、子供達が一人ぼっちになりやすいのかもしれません。ちなみに私には小学校からの友人がいて、お互いに離れた(関東と九州)環境にありますが、いまだに付き合いがあります(かれこれ40年くらい)。とてもありがたい存在なので、娘にもそういう友達ができたらなと思います。そして、嫌なことをされるとどういう気持ちになるかを、しっかり感じて学んでくれたら、きっと素敵な人生を送れるようになるような気がします。親バカな感想ですが、私自身もそういう素敵な人間になれるよう自分に語りたいです。